事務所や会社に訪問して、
応接室などに通された時には
席に座らず、立って待つのが基本的なマナー。
「どうぞおかけください」と言われたら座る

会議室に通され相手の来るのを待つ時、
立ったまま待っている人がいます。
相手にしてみると来客がずっと立ったままだったことを
発見してとても恐縮した気持ちになります。

たとえば、こちらが重大なミスをして、
「謝罪のための訪問」であれば、
絶対に「立って待つべき！」と言えます。

一般的な仕事上の理由で訪問する場合は、
座って待っていても構わないのです。
ただし…「浅く腰をかけておく」ということは
忘れないようにしておきましょう。

長いソファーは何人も座るところと考えがち。
でも、もともとはひとりでゆったり座るためのものです。
つまり、長いソファーがいちばん格が上
お客様用になります。
ちなみに、順番をつけると、
長いソファー、ひとりがけの肘かけのあるいす、
肘かけのない背もたれのある椅子、スツールになります。

応対者来た時にすぐに立ち上がって
挨拶が出来るように、心と名刺の準備、
その日の資料などに目を通して
再度確認しておくと慌てず話を進める事が出来ます。

一般的に、上座は部屋の出入り口から遠い席を、
下座は部屋の出入り口に近い席を指します。
基本的には、座る位置に対して指示があればそれに従い、
なければ下座で立って待つのが無難でしょう。

原則として長ソファの方が一人がけのソファよりも格上。
出入り口から遠い位置に一人がけのソファがあり、
出入り口から近い位置に長ソファがある場合の上座は
長ソファの方が上座となります。

複数の人と訪問した場合には、
年配者や目上の人がいちばんの上座に着き、順次席に着くもの。
先方から上座をすすめられたら訪問した側が、
互いに自分の立場をわきまえて、
ふさわしい順に席に着くようにしましょう。